2017.10.06 (Fri) Theo Parrish @LIQUIDROOM, Tokyo
- LIQUIDROOM 13th ANNIVERSARY –
THEO PARRISH open to last set
恵比寿LIQUIDROOMにひさびさ鳴り響く、唯一無二のグルーヴ──セオ・パリッシュ、オープンからラストのロングセット
そのDJプレイには、シカゴ、そしてデトロイトのハウス・ミュージックの、まさにそのヒストリーそのものが宿る。それはブラック・ミュージックのみならず、ロックやクラブ・ミュージックに至るまで、現存するさまざまな音楽のグルーヴを濃縮した叡智そのものを取り出し、フロアの空気を完璧なまでに音楽で組み上げていく。セオ・パリッシュがひさびさのリキッドルームに登場する。オープンからラストのロングセットで、そのプレイの魅力を隅から隅まで堪能できる貴重なチャンスとなるだろう。いまやこの国のインディ・ロックの新たなフェイズの訪れにより、R&Bやディスコ、ファンク、ソウルといったブラック・ミュージックのグルーヴはそうしたバンドが自らのものとして取り込み、昇華させ、もはや一部の好事家だけの楽しみではなくなった。そうした音楽にやられた方々は、ぜひともその手のサウンドの特濃の一発をここで食らっとくのもいいだろう。そんなこんなで待望のタイミングでのロングセットでの来日。これはいくしかない。
open/start: 24:00
ADV: ¥3000 (1drink order ¥500)
Ticket Info:
チケットぴあ [339-603]
ローソンチケット [74720]
e+
LIQUIDROOM
JET SET TOKYO
Lighthouse Records
TECHNIQUE
RA Japan
clubberia
Info: LIQUIDROOM http://www.liquidroom.net
東京都渋谷区東3-16-6
TEL 03-5464-0800
※20歳未満の方のご入場はお断り致します。年齢確認のため、顔写真付きの公的身分証明書をご持参ください。
You must be 20 and over with photo ID.
Theo Parrish (Sound Signature)
デトロイトに拠点をおくアーティスト、Theo Parrish。ワシントンDCに生まれ、年少期をシカゴで育つ。またその後カンザスシティー、Kansas City Art InstituteではSound Sculpture(音の彫刻)を専攻。1994年、デトロイトに移住。1997年、レ-ベルSound Signatureを立ち上げ、常に新しい発想と自由な表現で次々に作品を世に送り出す。2013年にはSound SignatureのシスターレーベルWildheart Recordingsを始動している。
2014年、5thアルバム『American Intelligence』をリリース。
ロンドンPlastic Peopleでのレギュラーを終え、現在デトロイトでのローカルパーティーMusic Gallery Detroitを不定期に開催している。
他のアーティストへのサポートも積極的に行い、Jay Daniel, Specter, Dego&Kaidi, GE-OLOGY, Leron Carson, Byron The Aquarius, Alton Millerの作品をSound Signatureよりリリース。2016年にはレーベルコンピレーションCD『Sound Signature Presents: These Songs That Should’ve Been Out On Wax By Now – Part 1&2』がリリースされている。
“Love of the music should be the driving force of any producer,performer or DJ. Everything else stems from that core, that love. With that love, sampling can become a method of tasteful assembly, collage, as opposed to a creative crutch, plagiarism. Using this same understanding openly & respectfully, can turn DJing into spiritual participation. It can turn a few hours of selection into essential history, necessary listening through movement.” (Theo Parrish)
「音楽への愛」こそがプロデューサー、パフォーマー、DJ達の原動力であるべきだ。この想いがあれば、サンプリングという方法は、盗作でもなく、音作りへの近道でもなく、個性あるの音のコラージュになる。それと同じ理解と想いを持つことにより、DJもまたスピリチュアルな行為となり得る。数時間分の選曲が、本質を伴った歴史の物語となり、動きを伴った音楽体験となる。
(セオ・パリッシュ 訳:Yuko Asanuma)
Schedule Category : AHB PRODUCTION